満行院について

ごあいさつ

 弘前市に入り、最勝院五重の塔を背にして歩いて来ると『新寺町』の寺院街となる。その中で左手に赤門がある。そのつきあたりが妙法山本行寺であり、その塔頭左手前が「満行院」である。

 当院は、慶安二年(1649)の創建といわれるが、弘前市寺町(現在の元寺町)の寺院街が大火で焼失したのが同年五月のことであり、その時点で存在したかはさだかではない。只、同二年の時点で満行院の前身といえる坊「勧行坊」があったという資料がある。翌三年には現在の新寺町に寺院が移り、満行院も本行寺の末寺として名前がでてくる。

 開山は満行院日透上人、開基は勧行院日充上人となっている。

 江戸末期から大正の初めに至るまで、向かいの受源院に合併されたり、再興したりの時があったが、第十四世日嶂上人以降現在に至っている。現住職は第十七世日要である。

住所

〒036-8214 青森県弘前市新寺町94

正式名称 勧行坊 満行院(かんぎょうぼう まんぎょういん)
住所 〒036-8214 青森県弘前市新寺町94
電話番号 0172-32-9617