9/19 今日から一週間お彼岸です

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みなさんこんばんは。先日の台風16号ですが長崎県内でも島原市等に高潮被害、長崎駅で冠水等があったようです。被害が少ないことを祈るばかりですが、この台風、来なければいいというものでもないらしいです。被害という点で語られることが多い台風も、日本では梅雨以降の重要な「水源」となり、一つの台風で日本国民が一年間に使うだけの水の量を持っているそうです。それで台風は「空の給水車」とも呼ばれているそうですが、被害は困りますよね、、、、、。
しかし台風は「自然の大いなる力」ですので、人間の力が及ぶところではありません。
被害を最小限に抑える街づくりをし、「自然の大いなる力=台風」と「共生」する。その為には私達一人一人が、「祈りの心」を持って生きることが大事になるのではないかと思います。
ちなみに「常在寺」では山務員一同で、本堂、庫裡にある全ての雨戸シャッターを閉めて台風に備えました。お昼ぐらいに結構風は吹きましたが、猛烈な風という程でもなく、新しく出来た庭「妙玄庭」の植えたばかりの竹が2本、根っこが浮き、境内が銀杏の葉っぱと枝だらけになったくらいで済みました。助かりました、、、、。南無妙法蓮華経。
さて今日からお彼岸のはじまりです。お彼岸法要は一週間毎日、「午後一時」より(一時間程)行われます。春、秋の彼岸恒例であります法要後の「高座説教」は、愛知県「法華寺」ご住職の『豊田慈證僧正』に一週間毎日!お願い致しております。
高座説教の始まりは豊田僧正よりご自坊の紹介がありました。「愛知県の南の端に東西に延びた小さな半島、渥美半島がございます。その先端には伊良湖岬がございます。伊良湖岬は島崎藤村の有名な歌「椰子の実」が作られた場所だと言われております。その渥美半島(田原市)のちょうど真ん中辺りにあるお寺「法華寺」を預かっております豊田慈證と申します。」
高座説教が始まると「あぁお彼岸が始まったんだなぁ」という実感が沸いてきます。一週間毎日長丁場ですが、私達常在寺山務員一同も一生懸命お勤めさせて頂きます。みなさまには出来るだけお参り、お説教を聴聞して頂ければ有り難いと思います。
常在寺では、一週間毎日法要に参加してお説教を毎日聴聞すると「お彼岸精勤賞」を差し上げております。本年は何人の方が精勤賞を貰われるのか楽しみです。明日のお彼岸法要は「戦没者慰霊法要」です。
泰通記

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