3月20日 永代供養者慰霊祭

修善院では、
春の彼岸の中日に、『永代供養者慰霊祭』を行っております。

読んで字の如く、永代供養塔に安置されている方々の為に、
総代・世話人さんといったお寺の代表の方、
供養塔に家族を安置している方、
お参りにこられて時間のある方、
いろんな人が集まって、一緒に追善を捧げております。

修善院の南西にある永代供養塔

例年ですと、上写真の塔の前で、
青空の下にお経をあげるのですが、
令和7年の春分の日は、非常に寒うございました。

前日は、夕方まで天気が荒れて、
雹が道路や庭に積もったりしていました。

19日の午後2時~3時の間にお経があり、外に出てみると、
なんじゃこりゃあああ~~~ という感じでした。

本堂に祭壇を設けて、みんなでお経を唱えました

そんなわけで、当日の足元の状況や、
朝方まで気温が上がらずに、外は寒いままでしたので、
本年の慰霊祭は、本堂内で開催しました。

お彼岸の中日で、天気の良い日でしたので、
お経の最中もたくさんの方が、自分のご先祖様にお参りされていました。

そういえば、佐賀県ではわりと当たり前なのですが、
『本堂に各家の位牌所がある』というのは、全国では珍しいようです。

私も、他県のお寺や身延山に行くまで、
修善院でのお祀りの仕方が普通だったので、
めちゃくちゃおどろいたことを覚えています。

お自我偈中に、お焼香をしてもらいました

永代供養塔が出来てからの行事ではありますが、
塔にご先祖さんを納められた方は、
自分が参れる内は~ と、毎回ご参加くださってます。

このブログをご覧の皆様方、
関係者だけではなく、お彼岸中の仏道修行の一環として、
永代供養者慰霊祭にご参加いただき、一緒にお経を上げてくだされば幸いです。

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