熊本震災復興祈願・第3回忌法要

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平成28年4月14日21時26分前震、4月16日1時25分本震とする熊本地震が発生してより
2年が過ぎようとしています。

佐賀県の修法師会では、4月10日、熊本県阿蘇市南阿蘇村立長陽西部小学校跡地において
被災者慰霊・復興祈願祭を行いました。

12名の参加のもと、土砂崩れにより崩落した山に向かいお経を捧げ、山や大地の神に祈りました。
どうか、国土は安穏にして、作業従事者も安全に、一日も早い復興を願うものであります。
また、本年は3回忌にあたりますので、殉難横死の諸霊位に対しまして、
懇ろにご回向申し上げました。

その後、崩落した阿蘇大橋の近くにてお経を読み、散華の供養をいたしました。
この橋は、今まで阿蘇山頂へ行く時通っていた橋です。
一瞬で姿かたちもなくなりました。目の当たりにしますと言葉もありません。
ここでは、若い男子学生さんが車を運転中、土砂崩れに遭遇し尊い命が失われました。
4月の発生以来、8月のお盆前に発見されたのは、報道等でも伝えられていましたが、
両親の強い思いからではないでしょうか。
そうした思いに胸を締め付けられました。

私たちに出来ることは、祈ることです。
それは、どこからでも出来ることです。
これからも、この経験を忘れず祈りを届けていきたいと思います。

 

 

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