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書きかけの御題目…岩壁のご本尊
室町時代、日蓮宗の布教につとめられた日親上人が、岩に御題目「南無妙法蓮華 経」を刻んでおられた時、刺客に追われて中断を余儀なくされました(南無妙法蓮)…「書きかけの御題目」。それから約150年後の豊臣秀吉の代、朝鮮半島への文禄・慶長の役で肥後の国(熊本)より佐賀の唐津名護屋城へ赴く道中の加藤清正公が、「書きかけの御題目」を発見され、その続き(華経)を刻んだと言い伝えられております。この「書きかけの御題目」が宝塔山親正寺のご本尊でございます。
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14.06.23
肥前 川上峡 宝塔山 親正寺
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