星祭大祈祷会厳修 21’

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  1月17日当山恒例の『星祭大祈祷会』を執り行いました。
この法要は、北極星を神格化した、北辰妙見菩薩(ほくしんみょうけんぼさつ)に法味を言上し、一年ごとに巡ってくる星(その年に自分が属する星)を供養し、良い運気を呼び込む「善星皆来(ぜんせいかいらい)」、悪い運気を祓う「悪星退散(あくせいたいさん)」を祈願するものです。

  当日は法要に先駆け、境内にて古いお札やお守りに1年間ご守護してくださった感謝のお経を唱えてお焚き上げし、水行式ではフンドシ1枚の僧侶が寒風の中、樽いっぱいに溜めた法水をかぶって心身を清めました。

 

 

  後に妻から、次女が水行する住職を見て「お父さん…あんなに痩せてるのに水かぶって可哀想…」と涙目だったと聞かされました…? 私としては、毎年11月1日から2月10日の100日間は毎朝6時に水をかぶる「水行」をやって慣れていますので全く大丈夫なのですが、やせ細った体では、見ている方が辛くなるのでしょう…。今年は、しっかりした体作りもやっていこうと思います。

  また本堂では、住職を導師に3人の祈祷師出仕により厳かに法要を執り行ないました。法要では、全国よりお申込み頂いた沢山の方々の開運招福と諸願成就を祈念いたしました。

  コロナ感染対策で、僧侶、参拝者のマスク着用、手指消毒の徹底、本堂の換気に加え、福豆まきとおとき料理の中止、読み上げの短縮を行ない「祈る」ことに全集中の法要でした。ご参拝頂きました皆さま、誠にありがとうございました。
 

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