安産祈願御礼のお手紙を頂き

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 先月ご夫婦で安産祈願に参拝された奥さまから、
祈願御礼のお手紙を頂きました。
一部を紹介させて頂きます。

  『先日は安産祈願、本当にありがとう
 ございました!・・ちょうどあの日から
 胎動をハッキリと感じるようになり驚き
 ました。賢聖さんの力強いお経にお腹の
 命も生きる力をもらったのだと思います。
  私もつわりですっかり弱っていた心と
 身体が一気に開かれ、お陰さまでとても
 元気になりました。
  主人もあの後にお会いした方に「エネ
 ルギーがスッキリしたネ!」と驚かれて
 いました!(笑)
  賢聖さんのお経のパワー、凄いですね✧✧
 人生の中でも忘れられない素晴らしい時間 
 となりました。・・・』
というありがたいお手紙でした。

 安産祈願は、
子宝・安産・子育ての神さまである「鬼子母神」の御前で
「お腹の中に小さな命を頂いたことへの感謝と、
これから順調にお腹の中で育ち、
無事出産を迎えられること。
そして出産時に赤ちゃんが産道に引っかかったり、
へその緒が首に巻きついたりなどして苦しむことがないように楽に出てこれるように」
と赤ちゃんのことを一心に考え願う祈り。
お産に対する不安を、
信心によって安心感を与えて解消していくのです。

 日蓮聖人は信心について
「妙一尼御前御返事みょういちあまごぜんごへんじ」
というお手紙の中で次のようにお示しくださっています。
「信心というものは、なにも特別な心をいうのではないのですよ。
夫婦でいえば、妻が夫を愛おしく思うように、
夫が妻を命がけで守るように、
また親子でいえば、親が子どもを見捨てないように、
子どもが親からひと時も離れないように、
そういう心で法華経、仏さま、神さまに向かい、
信を込めて南無妙法蓮華経とお唱えすることを信心というのですよ」
 信心とは、誰しもが意識するでもなく、
自然と抱いている夫婦や親子の間にある、
互いが互いを大切に想い合う心、
それとなんら変わらない心をもって、
神仏へ南無妙法蓮華経とお唱えしていくことなんです。

 お手紙をいただいた奥さまのお言葉を目にしたあと、
日蓮聖人のこのお手紙を拝読し、
あらためて信心とは決して日常から遠くかけ離れた特別なものではなく、
むしろ日々の暮らしの中にあるのだと気づかせてもらいました。
 このことを、宗教や信仰に対してネガティブに考えている方や、
自分とは無関係のことだと思っている方、
まだご縁のない方々に対し、
しっかりと伝えていく努力を惜しまないようにしたいと思っています。 

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