攻めることで「お寺を守る」

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11月29日、日蓮宗宗務院で開催された「実践社会活動研修会」を受講してきました。

受講しているので、写真が少しわかりにくいですが、こういう雰囲気でお坊さんは勉強することもあります!

世間では「お坊さんと言えば、お葬式とか法事の時に会う」というイメージが強いと思います。

もちろんとても大切なお勤めです。

しかし、お寺の長い歴史を見るとお坊さんの勤めは、法事やお葬式だけではありません。

地域の方々に必要不可欠であり、困っている人々を仏さまの教えと、実際の援助にて支える。

時代の変化とともに、お寺の役目は少しずつ変わってきてしまいました。

ここで、冷静に世間の声に耳を傾けてみると、お寺に眠っている可能性はまだまだたくさんあることに気が付きます。

佛さまへのお給仕、お葬式や法事という勤めはもちろん、これまで通り、いやこれまで以上に愚直にやらせていただきます。

しかし、世間からのニーズはそれだけではない。

お寺の建物、境内地、お坊さん、お経、教え、、、

いろいろなものに期待と注目が集まっています。

お寺を「守る」ことは大切なことです。

しかし、変化させないことだけが「守る」ことではない。

今までやらせていただいていることはしっかりと着実に、そのほかのことは柔軟に対応していく「攻め」の姿勢の中にこそ「お寺を守る」ヒントがある。

そのことを学ぶ研修会でした。

そして「実践」という名の付く通りすぐにでも、だれにでも明日から行えるヒントも盛りだくさん!

妙國寺でも早速取り掛かります!!

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