檀信徒参加の寒修行

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 1月16日(土)、午後6時より檀信徒参加寒修行(日蓮宗徳島県宗務所主催)が行われました。

  寒修行(寒行)は、「小寒(今年は1月5日)」から「大寒」を経て「節分」に至るまでの「寒」中に行う本宗伝統の修行で、 団扇太鼓(うちわだいこ)を叩きながら『お題目』を唱えて歩く修行です。
 
   雨天、大雪の日以外、夕方6時から住宅地や商店街、歓楽街等、市内数コースを日替わりで1時間から1時間半ほど歩き、途中、その地区の檀信徒宅やお店に立ち寄り、「家内安全」や「除災得幸」、「商売繁盛」を祈念させていただきます。

  昔は多くの参加者と行っていましたが現在は交通事情の悪化等により僧侶のみで行っています。

  徳島県宗務所では、この寒修行に1日だけ檀信徒の皆様が参加できる日を設けており、本年は僧侶、団信徒、寺族合計19人、当寺からは5人が参加しました。

(銀座)

(富田町 商店で商売繁盛を祈念)

(両国本町)

(本行寺にて)

  一行は午後6時、会所の本行寺(寺町)を出発、玄題旗(お題目の幟)を先頭に西新町と東新町のアーケードを通り、富田町から両国橋を渡って両国本町、通町から新町橋を渡って寺町へ戻りました。

  1時間ほど歩き、途中12軒の檀信徒宅やお店に立ち寄りました。

  現在、お寺で檀信徒(一般の方)が参加できる「修行」は少なく、コロナ禍でマスク着用、少し息苦しくはあったかもしれませんが,寒いなか『お題目』をお唱えし、大変良いご修行ができました。

(写真は本行寺さまより提供頂きました)

 

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