ロシア連邦によるウクライナ領域内への侵攻に対する声明

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声 明

 我々、日本仏教教団である日蓮宗は、此の度のロシア連邦によるウクライナ領域内への侵攻を強く非難致します。既に多数の死者が出ているとの報道を受け、誠に憂慮に堪えず、より深刻な事態を招く恐れを案じております。如何なる政治的理由があろうとも、武力的解決は容認されるものではありません。

 我々は教主釈尊の説かれた法華経の教え、そして宗祖日蓮聖人の教えを基に『いのちに合掌』の精神を提唱し、「世界立正平和運動」を展開しております。あらゆる戦争行為に反対する意思を示し、平和的対話によって此の度の侵攻が即時終結されることを強く要請すると共に、世界の恒久平和を祈るものであります。

南無妙法蓮華経

令和4年2月25日
日蓮宗宗務総長 
田中 恵紳

 
 この度の事態について宗門は上記声明を発しています。
 報道に見る国家間の武力による一方的な現状変更の試みに強い憤りを感じています。
 日々のお勤めで世界平和を祈念しておりますがウクライナの人々に早く平和が戻るよう願っております。

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