「未来の住職塾」(第6回)を受講しました。

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2月5日、島根県松江市にて開催された「未来の住職塾」を受講しました。今回は前回までの講義やワークを経て、各自で作成した寺業計画書の発表を行いました。宗派や地域など全く違うお寺がそれぞれの使命・ビジョン・戦略・アクションを8分以内で発表し、その後参加者全員から質疑応答を受けます。塾生は勿論、講師からも鋭い講評がありますので、計画そのものが的外れになっていないか、実現可能なものなのか、もし自分がそのお寺の住職だったとしたらどう考えるかなど、まさに真剣な学び合いの場に他なりません。

私の発表は最後でしたので、参加者の皆様はお疲れであったと思います。全国各地の寺業計画書発表のトリを務めたわけですが、お寺をめぐる危機的状況とその打開策がうまく伝わったのであれば幸いです。これからの時代は宗派とか寺院の生き残りが云々というレベルではなく、それぞれがそのお寺の持つ力を様々な連携と共に発揮し、自らが時代のムーブメントを生み出すくらいの活動を行わなければ本質的な問題解決には至りません。全国の志ある人々が協力し、新たな日本仏教のスタイルを形成していく上で、「未来の住職塾」は大きな示唆を与えてくれます。

3月には「お寺の未来フォーラム」が東京で開催されますが、無事卒業出来るよう、寺業計画書を再提出しなければなりません。これで終わり、ではなく、これからが本当のスタートになります。実行の伴わない寺業計画書はまさに「絵に描いた餅」に過ぎません。私も今後の活動と計画の実行が問われることになりますので、計画倒れにならないことを肝に銘じたいと思います。

未来の住職塾スタッフの皆様、塾生の皆様、そして受講を許可してくれた住職・寺族・檀信徒の皆様に厚く御礼申し上げます。どうも有難うございました。

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