平成三十年度 荒神祭

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開催日:2018年04月01日

こんにちは。
4月に入りました。桜も満開になり、お花見シーズン到来ですね!
この季節はどこかに出掛ける機会も増える事と思いますが、一方でこの季節に大変憂鬱な気分でお過ごしの方もいるのではないでしょうか?
この時期特に猛威を振るっている”あれ”です。
そうです、花粉です・・・。
私も花粉症で悩まされている一人で、外に出掛けて春を感じたいと思いながらも、お寺から山々を見ると花粉が大量に舞っている所がはっきり目に見える程で・・・お花見は、境内に咲く桜を眺める事にしました。
同じ花粉症の方、大変な時期ですがなんとか乗り越えていきましょうね。

話が少しそれましたが、本日はそんな桜の咲く中で行われた荒神祭について書きたいと思います。
この荒神祭は昨年まではなかったもので、今年から行われるようになった行事です。
昨年、この地域の各地にあった荒神の一部を法傳寺でお預かりする事になりました。
今までは地域の方々が管理しお祭をしていましたが、長い年月の中で荒神祭をする人が減り、また荒神が山の上方にあり管理が難しくなっていました。このような同じ悩みを抱えている地域が他にもあるのではないでしょうか?
守っていきたいと思う気持ちと現状の差に悩んでいる、というお話を受け、たくさんの話し合いの末、昨年法傳寺に移転されました。

移転から約一年経ち、4月1日に法傳寺として初めての荒神祭が行われました。
これまで、この地域を守り、また作物豊穣や作り手の身体健全など、様々な意味でお祀りされてきました。
長い歴史のある荒神様をお預かりして最初のお祭でしたので、当日は私も幾分緊張しながらの法要で御座いました。
皆様からお預かりしたたくさんの御供物で華やかな祭壇になり、ちょうど満開になった桜の横での法要で、とても良い法要となりました。地域の皆様にも荒神祭を見て安心して頂けたようで、私も嬉しく思います。
法傳寺に移転してきたことで、新たに法傳寺に関わる皆様をお守りして頂けるよう、ご祈願させて頂きました。
これからさらに多くの方に参拝して頂けるお祭となる様に努めて参りたいと思います。

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