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法華経を伝える寺 九識霊断 

龍川山  法傳寺

【RYUSENZAN HOUDENZI】

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記事公開日:

十二月 なまぐさ説法

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仏教と数字2                                            平成30年12

 本年も最後の月になりました。今回は先月に引き続き数のお話です。
大晦日には108の鐘をつきます。煩悩の数と言いいますが、この数字はどのように出来たのでしょう。
煩悩とは心の汚れです。例えば三毒 貪欲(とんよく 貪る心)・瞋恚(しんに 怒り)・愚痴(ぐち 物事の本質や真理に無知で愚か)法華経の以前の教えでは煩悩は捨てなさいと教えていましたが、法華経では煩悩は即菩提になると教えています。迷いがあるから悟りがあり、苦しみがあるから楽がある。煩悩があるから向上心が生まれます。煩悩も大切な心の一つという事になります。煩悩は生きるエネルギーといっても過言では無いのです。

 家族や人のためになる事でお金を稼ぎたいとか、健康でいたい、なるべく若さを保ちたいと思う心は決して悪くはありません。
では、この数の秘密です。人間には感覚によって迷いを生じさせる六根(ろっこん)があります。眼・耳・鼻・舌・身・意です。これらに三つの想い。心地が良い・不快である・どちらでも無いの三つをかけて18。この18に綺麗と汚いの2をかけて36。この36に過去・現在・未来の3をかけると108になります。
 また、四苦八苦の4かける9 36 8かける9 72 足して108。これは語呂合わせ過ぎますね。前者の方が理にかないそうです。
 除夜の鐘も108つきますが、107を今年中につき、一つの煩悩は来年に残すと言う意味で年が明けてから一つつきます。
全てを捨ててはいけないと言う事ですね。法華経では欲を捨てるのではなく、欲を達成させると言う執着によって苦しむのを除くと言う事が大切であると教えています。

 喜びだけの世界では喜びは当たり前となって喜びにはなりません。健康な体の方は健康が当たり前となって暴飲暴食をしがちですが、病気になるとその健康は当たり前では無い事に気付きます。老いも病もこの世に大変必要なことということです。
4つの苦しみ 生老病死は法華経の教えでは苦しみではなく楽しみに変えられます。たくさん功徳を積んで、浄土であるこの世にやっと生まれることの出来た我々は生まれた事の喜びを・この浄土に長くいる事の出来た老いの喜びを・体の中の変化に気付かせてくれて、たくさんの縁を生む病の有難さを・またこの世を生かされた感謝を知り次の新しい人生へ向かう喜びの死を。
これらの考え方は法華経の教えによってこの世を精進のうちに生き、感謝と喜びをもって生かされている事を知り、永遠の命である妙法蓮華経を信じる事で生まれます。

 良い年をお迎えくださいね。
                                           法華寺霊神祭引用

 

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