2020年11月8日御会式について

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開催日:2020年11月08日

御会式とは、日蓮聖人の御命日法要のことです。
聖人の御命日は旧暦10月13日ですが、
関西では1か月遅れで実施されることが多く、
また他のお寺のお上人をお呼びする都合で、
お寺によって少しずつ違う日程に実施しています。

聖人が亡くなった際、季節外れの桜が咲いたと言われることから、
紙製の桜をお配りします。

また、これからの時期に備え、聖人の頭に綿をかぶせるという習慣があります。
聖人はかつて刀で額を斬られたことがあり、
寒い時期になるとその傷が痛んだそうです。
聖人の苦痛を少しでも和らげるため、聖人の御像には綿をかぶせます。
綿によっては白と赤の二色のものがありますが、赤色は聖人の血を意味しています。

「基本お経集」、紙の桜、聖人の綿は、
ご希望であれば皆様のご自宅にお送りします。
ご連絡ください。

式の流れ(予定)
一、勧請
一、讃嘆
一、開経偈
一、方便品第二
一、如来壽量品第十六
一、如来神力品第二十一
一、観世音菩薩普門第二十五
一、陀羅尼品第二十六
一、普賢菩薩勧発品第二十八
一、欲令衆(訓読)
一、祖訓(報恩抄)
一、唱題
一、宝塔偈
一、回向
一、三唱
              以上

※如来壽量品・如来神力品・観世音菩薩普門品は偈文のみ読みます
※陀羅尼品・勧発品は、陀羅尼咒のみを読みます

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