正 善 院について

ごあいさつ

大阪市北区にある正善院は日蓮大聖人御降誕の地、千葉県小湊 大本山誕生寺直末寺で、ご本尊は日蓮聖人の「大曼荼羅」です。
能勢領主 第三十四代能勢頼萬公の紹願により、能勢妙見大菩薩を拝戴しお祀りしています。
能勢のお殿様が居られたお寺で、明治以降一般の方々も参詣する事となり、「女夫池(めおといけ)の妙見さん」と親しまれてます。
幕末の混乱期には、妙見様に江戸時代末期の志士、坂本龍馬、長崎奉行の能勢金之助、旗本の勝海舟、父の勝小吉がお参りなさいました。
お祖師様、妙見様が鎮座される本堂内には、都会の街中とは思えない、ゆったりとした刻が流れています。
忙しい日々を送る私達だからこそ、そんな異次元の空間に身を委ね、じっくりと自分自身をふりかえる。
混沌する時代の中にあっても自らの人生を見失うことのないよう、いま一度立ち止まり、私達が忘れかけている大切なものを見つめなおして頂ければと願っております。

歴史資料
「摂津名所図絵大成巻12」1855(安政二)年 暁鐘成(あかつきのかねなる)
『池をうづみて平地となり ここに能勢候の邸を建てられ門内の傍に妙見堂を勧請あり これはすなわち摂州 能勢郡野間村 妙見山の本尊同体の霊像にましませば応験わけて新たなりとて 貴賎すべて詣でて晴雨ともに間断なし ことさら午の日は御縁日なりとて詣人郡をなし 夜店の商人など多く出でていとにぎはし』と、当時の様子を記録している。

文化・芸術
◎勝海舟  ◎能勢金之助(長崎奉行) ◎森琴石「大阪名所独案内」  ◎浪華百景 第15図「北妙見堤」  ◎暁鐘成 「摂津名所図会」(安政二年)  ◎浪華の賑ひ(安政二年)
◎近松門左衛門「後太平記四十八巻目津国女夫池」(亨保6年)浄瑠璃
◎「芦分船」巻6(延宝三年刊)  ◎摂陽郡談  ◎浪華百時談  ◎大阪北の七福神巡り(福禄寿)

 

 

住所

〒530-0041 大阪市北区天神橋3-11-3

交通アクセス

●お車でお越しの方
○阪神高速守口線扇町出口から2分
●電車でお越しの方
○地下鉄堺筋線
 →扇町駅下車
  4番出口・徒歩1分
○JR環状線天満駅天神橋商店街を南へ徒歩5分
●バスでお越しの方
○扇町停留所 徒歩1分

 

正式名称 松雲山    正 善 院(しょうぜんいん)
住所 〒530-0041 大阪市北区天神橋3-11-3
電話番号 06-6353-1651
公式サイト http://nttbj.itp.ne.jp/0663531651/index.html?wq=