令和4年 春彼岸会

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開催日:2022年03月21日

3月21日、本年も春分の日に本堂にて春彼岸会を厳修いたしました。
 
お彼岸とは、お中日(春分・秋分の日)とその前後3日の合計7日間を指します。
彼岸初日を「彼岸の入り」最終日を「彼岸明け・結願」などといい、今年の春のお彼岸は3月18日(金)が「彼岸の入り」、21日(祝)が「お中日」、3月24日(木)が「彼岸明け・結願」となります。
「彼岸」は元々仏教用語です。
語源は古いインドの言葉で「パーラミーター(波羅蜜多)」といい「到彼岸」と訳されました。
彼岸とは仏様のお悟りの境地(涅槃)を意味し、迷いの多い「此岸」(私達人間の心持ちや生き方)から迷い・苦しみ・煩悩の川を超えて、人格・行動の完成を願い彼岸を目指すと言う意味があるのです。
皆さまもぜひこのお彼岸中に自分自身の思いや行動を見つめ直す時間をお持ちになってはいかがでしょうか。
ふとした中に新たな発見やより良く生きるヒントが見つかるかも知れません。
すてきな気づきがありますことをお祈りいたします。
 
当山では毎年春分の日に春彼岸会を厳修し、お塔婆を建立してお施餓鬼法要を行い、各家の先祖をはじめ有縁無縁の精霊に回向供養いたしております。
 
穏やかな気候の中、無事お施餓鬼法要をお勤めいたしました。

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