第731回御会式 厳修

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本日11月25日、宗祖日蓮大聖人第731回御会式を厳修いたしました(。-人-。)

この日にあわせ、護国寺のお祖師さまに「ひじき」と「わかめ」「のり」をお供え

なんとこのお供えの「ひじき」や「わかめ」は房州小湊産!

大聖人は、身延山におられた時、

ご信者の新尼御前という方から「海苔」を頂かれ、涙して喜ばれたそうです!

『新尼御前御返事』というお手紙を見れば大聖人のお心がお分かりできます・・・

(原文)
古 郷の事はるかに思ひわすれて候ひつるに、今このあまのりを見候ひて、よしなき心をもひいでて、う(憂)くつらし。かたうみ(片海)・いちかわ(市河)・こ みなと(小湊)の礒のほとりにて昔見しあまのりなり。色形あぢわひもかはらず。など我父母かはらせ給ひけんと、かたちがへ(方違)なるうらめ(恨)しさ、 なみだをさへがたし。

(意訳)
故 郷のことはすっかり忘れていましたのに、今この甘海苔を目にして、わけもなく胸がいっぱいになって、、憂(う)く辛(つら)くなりました。これは、まさし く、片海・市河・小湊の磯のあたりで昔見た甘海苔に違いありません。色も形も味もまったく同じです。何もかも昔通りであるのに、ああ、どうして私の父母だ けがお亡くなりになって帰ってきてくださらないのかと、まるで見当違いの恨めしさに、涙が流れて止めることができません

実は先日開催された「いのりんぴっく in 京都」にわざわざ千葉県は鴨川市から

海産物の販売店がご出店されており、前々から護国寺のお祖師さまへのご供養にと思っておりました!!

もちろん当日はすぐに買いに走りましたε=ε=ε=ε=┏( ̄▽ ̄)┛

今年の御会式の最高のご供養ができたと思っております

さて法要後は、常任布教師の大西秀樹上人の法話です

日蓮宗の宗門運動である「命に合掌」についてお話をされ、

なぜこのような運動をするようになったのかという経緯と、

そしてこの合掌の精神を私たちがもう一度取り戻すべく行動していかなければならないということを

分かりやすくお教え下さいました(-∧-)合掌・・・

私自身とても勉強になりました(゚ー゚)(。_。)ウンウン

ありがとうございましたm(_ _)m

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ここからは今年の御会式の総括です。

今年の御会式は参拝される檀信徒が秋彼岸の半分にも満ちませんでした・・・。

昨年の御会式から口酸っぱく言ってきたつもりですが、

檀信徒の皆様にはうまく伝わらなかったようです。

ただただ自身の教化不足を痛感しておりますm(_ _;)m!!

日蓮宗にとって、私たち日蓮門下にとって一番重要な御会式。

それが理解できなくなっている昨今の状況

このままだとお寺そのもの、日蓮宗自体が崩壊してしまうほどの事であると思います!

ここ数年前までは、護国寺の御会式は普段の行事と変わらず檀信徒が参拝されておりました。

ところが去年あたりから、参拝数が半減( ̄□ ̄;)!!

これは抜本的な改革が必要だと感じております。

このブログを見られた檀信徒の皆様。

どうかこれからの一年、共に深く考えて参りましょう・・・。

私自身の教化不足、檀信徒の本末転倒の信心。

これを見直さない限り、来世の行く末どころか現世の安心も得られません。

大変申し訳なく、残念に思っておりますm(_ _)m

この事をこのブログでもこれから取り上げて参りたいと思います。

よろしくお願い申し上げます。

以上、御会式のご報告でありました。

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