春彼岸会 法話・持戒
昨日3月17日、護国寺で春季彼岸会が執り行われました(。-人-。)
朝から晴天の暖かい天気で、多くの檀信徒がお参り下さいました
また山門の掲示板、HPの案内を見て、ご参拝下さった方もおられ、
とても嬉しい限りです\(^▽^)/
法要後は、不肖私が法話をさせて頂きました。
その法話の中から、ひとつご紹介させて頂きます。
彼岸には『六波羅蜜』という実践徳目を心掛けていくのが大切ですが、
そのひとつ、持戒(じかい)について
持戒とは、ほとけさまの戒めを守るという意味です
守ることはたくさんありますが、今日紹介するのは・・・
時間を守るということ(`◇´)/ ハーイ♪
皆様は約束した時間をきっちりと守る方ですか?
私も人に言える身分ではありませんが・・・
待ち合わせで気の毒なのは、時間をちゃんと守って待っている人!
よく考えると、人を三十分待たしたら、その人の三十分を奪ってしまった事になります。
昔、お医者さんに「命とは何ですか?」と質問された方がいたそうです。
すると、お医者さんは「命とは時間です!」と答えました。
たしかに、私達の命というのは一日一日、死へと向かっていきます。
つまり命とは生きている時間となります。
ということは、待ち合わせの時間に遅れると言うことは、
待っている人の命の時間を奪っていることになります∑( ̄Д ̄;)なんとっ!!
もっとはっきりと言うならば、命を奪っているんですねヽ(ヽ>ω<)ヒイィィィ!!
これはお釈迦様が定めた不殺生戒(命を殺してはいけないということ)
を破ることになります。
たかが待ち合わせ、されど待ち合わせ!
私自身、戒めとして心に刻んで参ります(。-人-。)
このお彼岸の一週間だけは、時間を守り、こころよく過ごして参りましょう
最後になりましたが、ご参拝頂きました檀信徒の皆様に御礼申し上げます。
ありがとうございました!