寺宝の修復

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

このほど修復(表具)に出していた護国寺の寺宝が戻ってきました

護国寺は、明治五年まで僧侶が修行する『山科檀林』の旧跡であり、

檀林時代の寺宝が伝えられています

その中には、歴史的にも有名な日遠上人、日親上人、日乾上人をはじめ、

通師法縁の縁祖である寂遠院日通上人の御本尊も含まれますw( ̄△ ̄;)wおおっ!

そして今回修復に出したのが、護国寺の重宝である、

ご開山の法性院日勇聖人の御本尊です!

日勇聖人は勇師法縁の縁祖であり、その法脈は通師法縁(堀之内法縁、千駄ヶ谷法縁、

一ノ瀬法縁、雑司ヶ谷法縁)、潮師法縁といった法脈を生み出した派祖でもあります

さて修復に出したのが3点で、まず寛永17年(1640)の勇師御本尊

とてもきれいになりました♪↓

次ぎに、山科檀林10世(総本山身延久遠寺第33世)遠沾院日亨上人の、

この御本尊の認め書き元禄7年(1694)。

剥がれ落ちそうだったのがキレイになりました♪↓

最後に日勇聖人の一遍首題御本尊(年号なし)。

穴あきだらけでありましたが、修復できました♪↓

今回の修復で、なんだか心がスッキリ致しました\(^▽^)/

一気にすべての寺宝を修復できませんが、

コツコツとこれからも進めて参りたいと思います。

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

一覧へ