妙法蓮華経の持久走 三周目  妙荘厳王本事品第二十七

 お釈迦さまが、過去の妙荘厳王と家族のことを説かれます。
 遠い過去に雲雷音宿王華智佛という佛さまがおられ、国は妙荘厳王が治めていました。王の夫人は浄徳といい、浄蔵と浄眼という二人の王子がいました。
 二人の王子は雲雷音佛のもとで修行していたしたが、父の妙荘厳王を佛道に導くため母の浄徳夫人に相談しました。夫人は父王に修行の成果を見せることを、王子に勧めました。
 王子は父王の前で、虚空に浮かび、身より水や火を出すなどの神通力を示しました。父王は大いに驚き、王子に師匠の教えてもらうことを願いました。
 二人の王子は、父王と夫人と多くの部下とともに雲雷音佛のもとに訪れます。そしてみな、雲雷音佛のもとで出家したのでした。
 お釈迦さまは、過去の浄蔵と浄眼の王子が今の薬王菩薩と薬上菩薩であり、の過去世が浄蔵であると説かれます。妙荘厳王は華徳菩薩として、浄徳夫人も菩薩としてお釈迦さまにお仕えしているのです。
 子供である二人の王子が、父と母の妙荘厳王と浄徳夫人を佛道に導きます。佛道に人々を導く人を善知識といい、仏になろうという心を発心というのです。

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