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龍華 大本山 妙顯寺

【Ryuge Myokenji】

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お稲荷さん

今度の2月23日は「二の午」の日であり、「稲荷神社で祭礼が行われる日」です。
当山でも慶中稲荷が祀られているので、「慶中稲荷大祭」を行います。

では、皆さんは「なぜお稲荷さんは狐の姿をしていて、油揚げをお供えするのだろうか」と考えたことはありませんか?

今日はそれについて、一つの本を紹介します。
陰陽五行に詳しい吉野裕子さんが書かれた「カミナリさまはなぜヘソをねらうのか」という本で「なぜお稲荷さんに、油揚げを供えるのか」というテーマでおもしろいことが書かれています。

まず予備知識として、陰陽五行とは古代中国の哲学で、世の中のものは全て「混沌」から生まれ、そこから「」と「」に分かれ、それぞれが「五気」を生じさせるという思想です。
この「五気」とは木気火気土気金気水気の5つの気のことを指します。

これらは互いに関係し合い、
「木」は「火」を生じ、「火」は「土」を生じ、「土」は「金」を生じ、「金」は「水」を生じ、「水」は「木」を生じる『五行相生』と、
「木」は「土」に勝ち、「火」は「金」に勝ち、「土」は「水」に勝ち、「金」は「木」に勝ち、「水」は「火」に勝つ『五行相剋』という2つの考えがあります。

これを踏まえて、まず最初に「なぜお稲荷さんは狐の姿をしているのでしょうか」。

」は中国の最古の辞典「説文解字」という本の中で「狐には三徳あり」と書かれ、その一つに「狐は黄色であるからめでたい」と記載されています。
この「」色はさきほどの「五気」で考えると「」気にあたります。「」気は大地の徳を表し、穀物の神として農村に広まったわけです。
さらに、これがなぜ商人がいる町に広まったかというと、「」気は「」気が生じます。そのため、「狐は金を生じる」ものとして商人にも信仰されるようになったわけです。
こうして、お稲荷さんは「」の姿として多くの人に信仰されてきたわけです。

では、次に「なぜお稲荷さんに油揚げを供えるのか」を考えてみます。
油揚げの色は「」色です。陰陽五行の法則から「同じ気のものは仲がよい」という法則があります。そのために私たちはお稲荷さんに油揚げをお供えするのです。
おもしろいことに実際の狐は油揚げは好きではありません

もう一つ付け加えるならば、「なぜ午の日に祝うのか」を陰陽五行で考えると、「」は「」気の性質を持っています。「火」気は「」気を生じさせます。つまり、「」気であるキツネの親は「火気」であることを表しているため、私たちは一年の始めにくる「」の日にお稲荷さんのお祭りを行うわけです。

簡単に説明しましたが、この本にはお稲荷さんのこと以外のこともいろいろと書かれています。

今日は皆さまに、科学がまだ発達していない時代の先人が築いたこうした世の中の見方(智慧)もあることと、
そしてそれがまだ現代にも民俗信仰として生き続けていることをお伝えしたくて書きました。

詳しくは本を買ってよんでもらえればいいかと思います。

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