立正安国・お題目結縁運動 いのちに合掌

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四海唱導 宗門随一 勅願霊場

龍華 大本山 妙顯寺

【Ryuge Myokenji】

602-0005 京都市上京区寺之内通新町西入妙顯寺前町514

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西山宝塔

10月16日に西山宝塔大祭が行われました。

毎年10月13日にこの大祭が行われるのですが、今年は台風19号が直撃する為、16日に延期になりました。
宝塔は山の上にあるため、この日は秋晴れのいい天気に恵まれ、京都市街を一望できました。

宝塔前に石碑には、
「この世界平和祈念大宝塔は平成十四年に日蓮大聖人立教開宗七百五十年の聖年を慶讃し、
又この推進に大偉業を果たされた大本山妙顕寺御開山日像聖人の遺徳を敬仰す可く建立されたものであるが、又一つにはこの日本の古都京都が奇蹟的にあの大戦災を免れ昔の姿を保つ事が出来た大事実を顕彰感謝す可く永世世界平和の祈りを表現せんと志すものである。
この中には世界平和の佛 お釋迦様の真舎利が印度ネール首相より贈られ奉安され人類の永世平和をお祈り下さって居られます。」と書かれてあります。
この宝塔の中にはお釈迦さまのお骨が眠っているということです。

仏舎利塔の始まりはお釈迦さまがご遷化されたあと、お釈迦さまを慕っていた周辺の8ヵ国に分けられ、仏舎利を祀る塔を10ヶ所建てたことがはじまりだとされています。その200年後にインドを統一したアショーカ王によって、遺骨がさらに細かく分けられ、8万4千基の塔を建てたことは一般的にも有名なことです。

仏舎利塔は日本に何十箇所とありますし、それを木造にした多宝塔・五重塔・三重塔なども見る機会は多いかと思います。しかし、私たちが普段目にすることが一番多いのは板塔婆(卒塔婆)です。これは仏舎利塔を小さくコンパクトにした形です。そのため、板塔婆の頭は仏舎利塔と同じく五輪形になっています。
 では、なぜ頭の部分が5つに区切られているのでしょうか。
これは上からの5つの意味に分かれています。これを合わせて「五大」といいますが、五大は仏教で宇宙を構成しているもの、宇宙の真理を表します。この五大によってこの世界は構成されいますし、私たちの体も構成されています。私たちは死ぬと火葬され骨だけが残ります。亡くなった霊は骨に留まるといいますが、骨は五大の中だとに当たります。しかし、これだけでは永くこの世界に留まっていられません。そこで、亡くなった霊に新しい体を与えるのです。この新しい体こそが五大で形づくられた板塔婆になるわけです。

では、なぜ亡くなった人にわざわざこの娑婆世界に戻ってきてもらうのでしょうか。
これについて、妙法蓮華経法師品第十には「薬王当に知るべし。是の人は、自ら清浄の業報を捨てて、我が滅度の後に於いて、衆生を憐れむが故に、悪世に生まれて、廣く此の経を演ぶるなり」と書かれています。私たちがこの娑婆世界に生まれてきたのは、法華経を弘めるために生まれてきたということです。ただ私たちは自らの業ゆえに自らの役目を忘れてしまっているだけなのです。だから、亡くなった方に菩薩としてもう一度この娑婆世界に蘇って頂き、菩薩行を行って頂くわけです。

板塔婆を見ますと、塔の表の五輪部に題目を認めてあります。これはお題目が五大に及ぼしているということで、お題目=五大ということになります。そして、その下に亡き霊の戒名をしたため、さらにその下には送り主を表します。裏には年月日を入れ、お釈迦さまが説かれた法華経の金言を入れます。これが板塔婆の姿です。改めて見てみると、これ程亡き霊の為に供養する方法は他にあるでしょうか。

以上で簡単に仏舎利と板塔婆の関係性と板塔婆の意味について説明してきました。
板塔婆は仏舎利塔や五重塔を建てるよりも手軽にできますが、それゆえに粗雑に扱われることが多いかと思います。しかし、これからは卒塔婆を建てるとき、仏舎利塔や五重塔を建てるような尊重な気持ちで取り扱って頂けたらと思います。

 

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