新年祝祷会

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 新年あけましておめでとうございます。今年は、春から元号もかわり、より新たな年明けの気持ちが致します。ブログをご覧頂いている皆様には、この一年なにとぞ宜しくお願い申し上げます。
 

 本山妙成寺では、この三が日、特別祈祷と寒水行が行われ、多くの初詣の方で賑わいます。私も三日間、妙成寺の特別祈祷の助勢にあたります。元日午前10時、本堂前での寒水行に臨み、身を清めた後、いそぎ2時間だけ玉寿寺に戻り、お寺で新年祝祷会の法要を営みました。(写真)

 ご先祖様の位牌に紅白の鏡モチを供えられた檀信徒の皆さんと、法華経の方便品と寿量品を最初の長行から拝読し、お題目を唱えました。身延山におられた日蓮聖人が、お正月にご信徒にしたためられたお手紙のなかで、「燈(ともしび)は油をさせば光を増し、草木は雨ふればさかう。人は善根をなせば必ずさかう。」とご教示されています。

 一年の始まりに菩提寺に参詣し、仏さま・日蓮聖人・ご先祖様に合掌し信仰の誠を尽くされたことは、何よりの善根の功徳を積まれたことであります。 

 本年が皆さまに取りまして、明るい良き年であることを謹んでお祈り申し上げます。合掌

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