大鏡寺お説教・北陸教区教学研修会

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 12月8日、石川県内は気温が下がり、能登も初雪が降りました。昨年より19日も遅い初雪だそうです。

 羽咋市滝谷町で当寺と同じく塔中寺院になる大鏡寺(大沢信行上人)で、鬼子母尊神さまの祭礼があり、例年は法要に出仕するだけなのですが、今回はお説教を依頼され、お説教をしてきました。今年は、お説教の多い年となりました。

 大鏡寺さんの祭礼は、いつも富山県高岡市の荒木上人が、約40年にわたりお説教を続けてこられましたが、近年は長い距離を自家用車で運転することが困難なので、私が代わりに務めることとなりました。お話が上手な大先輩のあとのお説教を務めるのは恐縮なことですが、毎年団参をされている大鏡寺さんでしたので、江戸時代から行われている「千箇寺詣り」の話など、ご霊跡寺院を参拝することの大切さについてお話をさせて頂きました。聴聞の皆さまご苦労様でした。

 また6日・7日は、第26回北陸教区教学研修会が能登で開催され、立正大学の北川前肇先生(写真)と、寺尾英智先生の講義が行われました。私も2日間、拝聴させて頂きました。

 北川先生は、「仏に成る道」と題し、日蓮聖人の仏教者としての生き方から、成仏の意義や霊山往詣について。寺尾先生は、「日蓮宗の諸尊の造立」についてご講義をなされました。この研修会で学んだことを布教活動に繋げて行きたいと思いました。

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