令和二年度春季彼岸修養会のご案内

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開催日:2020年03月20日

日々、春の陽気が増すこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。コロナウィルスの影響が強く出て経済的にも悪化し、日本も監視下におかれ海外への旅行も断念せざるを得ない昨今。

そのような状況下ですが例年通り厳修したいと思っております。

アルコール消毒、マスクは完備してありますのでどうぞご参拝なさって下さい。

今月は20日が春分の日、昼と夜の長さが(だいたい)同じな日なのです。ここに仏さまの教えの中のどちらにも偏らないことが大切である「中道」が示されております。

お彼岸は一週間(7日間)ありまして、真ん中の中日に「先祖供養」を配し、他の一日に
「布施・世のため人のために尽すこと」
「持戒・仏さまの戒めを守り、正しい生活をして、自分自身を向上させていくこと」
「忍辱・どんな苦しみにも耐え忍び、おごり高ぶらない平静な心を持つこと」
「精進・たゆまず正しい教えの道に励むこと、努力すること」
「禅定・迷いのない落ち着いた心で精神集中をすること」
「智慧・他の5つの方法を実践して、さとりを完成させる智慧を持つこと」

六波羅蜜・・・6つのパーラミタ(波羅蜜)とは娑婆においての私たちが元気に生活していく上で大切な事柄、大乗仏教とは仏に成る(成仏)ことを最大の目的とし、そのための菩薩行(利他行)を行う。仏教用語で「迷いの世界である此岸(娑婆・俗世)から仏さまの悟りの境地(彼岸)に至ること」。

この一週間のご修行でご先祖様のあちらでの生活を偲び、さらには私たちが生活する俗世で仏さまになりましょう!ということ、そんなに簡単に単純には成れませんが・・・なので、何度も繰り返し繰り返し、修行を重ねて重ねて、いずれはご先祖様も含め成仏することになる。のでしょう。

★卒塔婆:ストゥーパ(仏塔)を建立することが「善」につながる、歴史は仏(釈迦牟尼仏)が亡くなった後にアショーカ(阿育)王が仏教の聖地に石柱を建立したことに始る。単純な説明で申し訳ございません。

ところ:金沢市東山2丁目14ー8  妙法山 円光寺

日 時:令和2年3月20日(金)午前10時半

内 容:令和2年度春季彼岸修養会 並 卒塔婆供養
 ※卒塔婆1本(基)¥3,000にてお申し込み下さい。

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