土の中から出現した日蓮菩薩像

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

開催日:2015年10月31日

10月31日(土)、午前11時より枯木祖師の秋季御祭礼が厳修されます。「枯木祖師」は正式には「枯木橋土中出現日蓮大菩薩」といいます。当山は天正年間に枯木町(現在の尾張町)開創されました。お城の総構堀に枯木橋という橋がかかっていたそうで、その近くに当山がありました。橋は現在でもあります。その頃、一時期無住の時期があったらしく、夜になるとどこからともなくお題目が聞こえてきたそうです。不思議に思った信者さんたちが地面を掘ると、小さな日蓮聖人の木像が出て来ました。さっそく本堂にお祀りしたのですが、それでもお題目の声は止みません。そこで、新たに日蓮聖人の木像を彫り、土中から出現した小木像を胎内仏とし、「枯木橋土中出現日蓮大菩薩」と称したとのこと。平成16年に宮殿を改修した際に、枯木祖師も修理したのですが、本当に胎内仏である日蓮聖人の小さな木像が出て来てびっくり!!秘仏ですので、普段は御開帳しておりません。(写真は胎内仏を納めた日蓮聖人像)
 霊験顕著で江戸時代には多くの参詣者を集めたそうです。かくいう私も母親が脳腫瘍、妻が卵管膿腫を患った時に当病平癒を祈願し、命を救ってもらいました。
 午後1時からは、第734回の報恩御会式もあわせて厳修されます。お近くの方はお電話でご連絡の上、是非ご参詣下さい。合掌
日時 平成27年10月31日(土)
    午前11時 枯木橋土中出現日蓮大菩薩御祭礼
    正   午 昼食・お説教
    午後 1時 宗祖報恩御会式
    午後 2時 懇親会(たら鍋)
場所 金沢市東山2-14-59 妙応寺
電話 076-252-3620

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

一覧へ