秋季彼岸会

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合掌

9月21日(日)に泰平寺本堂にて秋季彼岸会を厳修いたしました

当日はお天気にも恵まれ快晴で参拝日和だったと思います

檀信徒のみなさんと読経、回向した後に少し法話をさせていただくのですが、

今回は「日蓮宗全国檀信徒協議会」制作の小冊子「合掌 お題目~7つの教え」

の一部より「幸せの祈り」を紹介させて頂きました。

内容は以下の通りです。

「手のひらのしわとしわとを合わせてしあわせ」と言われるように、合掌することは幸せにつながります。そして「幸せでありたい」と祈るすがたこそが合掌であります。
そこで《幸せ》という漢字を見つめてみました。すると《辛い》という漢字によく似ていることに気がつきました。《幸せ》に熟れ、驕る心が生れると、失う部分ができて《辛く》なり、《辛く》て、なにもしないと《辛い》ままだけれども、少し頑張って加えると《幸せ》になるよと、漢字が教えてくれているように思わされます。さらにどちらも左右対称です。だから《幸せ》も《辛い》も一方的なものではありませんよ。《幸せ》は分かち合うものであり、《辛さ》はお互いに受け止めるものです。と諭されているように感じます。
意味が逆なのに、こんなに似ている漢字ですが、大きく異なることがあります。それは《幸せ》は上下にも対称ということです。《幸せ》とは上下左右に対称で、どこから見ても同じ姿の《円か》なるものだと漢字が示してくれているように思います。手を合わせ《円かなる心》になる。これが合掌の祈りなのです。

再拝

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