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安楽寺の山号額
お寺には寺院名の前に「〇〇山」という称号が付きます。これを「山号」といいます。
昔からお寺は世俗を離れた山中に立地していたことから、その山の名前を山号として冠していました。
あるいは、仏教の言葉や宗派の教えを由来として付けられることも多々あります。
当山では日蓮聖人ご降誕800年を記念し、寺の正面に掲げる山号額を新調致しました。
安楽寺の山号は「現當山・げんとうざん」といいます。法華経の利益が「現在世・この世」と「當来世・あの世」に広く渡ることを意味します。
題字は書家の金澤翔子さんに揮毫頂きました。
名だたる神社仏閣での奉納揮毫や国内外での個展開催、NHK大河ドラマ「平清盛」の題字を担当されるなど、縦横にご活躍の先生です。
力強い書体で仕上げて頂き、大変素晴らしい山号額となりました。
額は二階正面の外壁に掲げられております。ご来山の際にはぜひご覧くださいませ。
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