蓮勝寺について

ごあいさつ

 当山は森住院日勝上人が堂宇を尾張清洲の寺町(てらまち)に建立し、森住山蓮勝寺と称したことに始まります。その当時、清洲寺町の寺院が天正年間(1573〜1591)に次々とに建立されていることから、当山も天正年間に創建されたものと推察されます。

 尾張の中心は長らく清洲城とその城下町でしたが、関ヶ原の戦い以降の政治情勢、また地形上清洲は城地が狭く河川による水攻めにも弱いうえ、天正地震により液状化したこともあり、慶長15年(1610)徳川家康は清洲を廃都、尾張の名古屋遷都を指令し移転を命じ、慶長18年(1613)尾張の都「名古屋」が完成。いわゆる「清洲越し」で城下町、寺町もろとも名古屋に移りました。(3社110寺、町屋約2700戸)。その清洲越しで当山は元和4年(1618)1月に名古屋の寺町、東区小川町(現在の東桜)に移転しました。
 享保4年(1719)と天明2年(1782)に2度の火災に遭い、文化7年(1810)に再建されましたが、昭和20年(1945)3月18日空襲に遭い、山門を残して本堂、鐘楼堂、妙見堂、稲荷堂、皐諦女堂を全焼。戦後の名古屋市区画整理で多くの寺院の墓地が平和公園へ移転することとなり、当山の墓地も昭和25年(1950)4月に平和公園へ移転。これにあわせて、寺を墓地近くの現在地、千種区池上町へ土地を求め、戦災で残った山門を移転し、仮堂を建立して復興の時期を待ちました。
 昭和34年(1959)、ようやく機熟して本堂の建立に着手しましたが、工事半ばに同年の伊勢湾台風で建設中の本堂が倒壊してしまいました。しかし幸いにも坂田新太郎棟梁の献身的な努力により、倒壊前と同じ本堂を再建することができ、昭和38年(1963)3月26日に本堂落慶法要を営みました。
 開山上人より現在の第二十二世まで創建から400年を越え、その想いは脈々と受け継がれています。そして、これから先も。

 

年中行事案内
 1月 3日  新年祝祷会 午後2時より
 3月春分の日  彼岸会・永代祠堂法要午前10時より  
  同上      平和公園内当山墓地墓経 午後1時より午後2時半迄
 8月 9・10日  平和公園内当山墓地墓経 午前7時より午前11時半迄
 8月 18日  盂蘭盆会施餓鬼法要 午前10時より 
 9月秋分の日  彼岸会・永代祠堂法要 午前10時より
  同上      平和公園内当山墓地墓経 午後1時より午後2時半迄
11月 3日 御会式(日蓮大聖人報恩法要) 午前10時より
12月 30日 平和公園内当山墓地墓参経 午前8時より午前11時迄

春頃に年1回 身延団参を開催予定
春と秋に年2回写経会を開催予定
5月中旬〜6月初旬頃に音楽チャリティーイベント「音のちから 心のしらべ」を開催予定

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トピックス

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住所

〒464-0029 愛知県名古屋市千種区池上町2-39

交通アクセス

●お車でお越しの方
《東名高速方面から》
名古屋IC出口より東山通を西へ。平和公園口の交差点を北(右)へ。新池町の交差点を斜め左へ。猫洞通2の交差点を越えた右側。幼稚園の隣。
《栄方面から》
広小路通を東へ。本山の交差点を北東(左)へ。猫洞通を平和公園方面へ。猫洞通2の交差点を北(左)へ曲がった右側。幼稚園の隣。

●電車でお越しの方
地下鉄 東山線 本山駅1番出口、2番出口より猫洞通を平和公園に向かい北東へ。猫洞通2の交差点を北(左)へ曲がった右側。徒歩約12分。

●バスでお越しの方
市バス 本山より(自由ヶ丘行または猪高車庫行)に乗車。猫洞通2丁目で下車。バス停向かえ(東)側。徒歩約1分。

正式名称 森住山 蓮勝寺(しんじゅうざん れんしょうじ)
住所 〒464-0029 愛知県名古屋市千種区池上町2-39
電話番号 052-781-1040   FAX 052-781-7818
メールアドレス shinjuuzan_renshouji@ybb.ne.jp
Facebook http://www.facebook.com/shinjuuzan.renshouji