盆送りの行事

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先週のお盆が終わって4日
京都の大文字焼き、長崎の精霊流し、徳島の阿波踊り等々のニュースが伝わってきました。
地元紙にも、県内各地での灯籠流しや盆踊り等の行事が載っていました。
新しく始まる行事、一度途絶えて復活した行事、いろいろありますね~

そんな中、佐野市の大文字焼きが今年で休止のニュースが…
準備会会員の高齢化により、軽トラ180台分の資材を準備出来なくなったそうです。
そして、我が茂木町の灯籠流しも…
「今年は、宣伝も話しも伝わってこないな…」と思ったていたら、
準備会の方のブログに「中止」の文字が…
当山も法要の依頼を受けた事があるのですが、残念です。

そんな事を思っていると、思い出されるのが、
かつて茂木町町内(マチウチ・町中心市街地の事)でおこなわれていた「盆飾りの供養」です。
毎年16日の朝、茂木仏教会の僧侶が合同で、各行政区を廻って、集められている盆飾りを供養する行事です。
元々は、川に捨てられた盆飾りを町内他宗寺院の和尚さんが供養したのが始まりで、
子供の頃は、ゆっくり走るトラックを追いかけて、荷台に投げ入れてたのを覚えています。
私が茂木に帰った頃には「それでは危ない」と言う事で、行政区ごとに場所と時間を決めて、
僧侶の供養後に、町ボランティア団体の方が軽トラに載せて焼却場へ運んでいました。

しかし、茂木町の焼却場が廃止になり、郡広域の焼却場に統合される事となり、
色々行政上の問題もあったので、この行事も無くなってしまいました。

毎年、お盆を締めくくる行事として、町民の皆さんに親しまれてただけに残念でしかありませんでした。

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