施餓鬼会~被爆体験伝承講話・盂蘭盆施餓鬼法要~

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開催日:2018年08月17日

8月17日(金)施餓鬼会
午後1時より国立広島原爆死没者追悼平和祈念館伝承者・渡部公友先生による被爆体験伝承講話があります。
午後2時より盂蘭盆施餓鬼法要です。

【施餓鬼の由来】
『救抜焔口餓鬼陀羅尼経』(ぐばつえんくがきだらにきょう)によると、お釈迦さまの十大弟子の一人である阿難は、ある時、口から炎を吐く焔口餓鬼に「おまえは今から三日後に死んで、餓鬼の苦を受けるだろう」と言われてしまいました。阿難は「どうしたらこの苦から逃れられるのでしょうか?」と訊くと、焔口餓鬼は「明日中に餓鬼道に住むすべての餓鬼に飲物や食物を用意し、仏宝僧の三宝を供養せよ。そうすれば多くの餓鬼も救われおまえの寿命も延びるであろう」と答えたのです。
これを聞いた阿難はすぐお釈迦さまのもとに行き、施餓鬼の方法を教えられ、すべての餓鬼を飢えや渇きより救うことができ、寿命も延びたのです。
現在では餓鬼供養にとどまらず、先祖の霊、無縁の霊など、すべての霊を供養する法会となっています。
日蓮聖人は「餓鬼供養の時は・・・・南無妙法蓮華経と唱えてとぶらひ給うべく候」と仰せです。

 

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