AI時代に大切なこと

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「ドラえも〜ん助けてよ〜。書くことが思い浮かばないよ〜。」
じゃじゃじゃじゃ〜ん。「どこでもゴーストライター」
 
世代じゃない人は分かりづらいかもしれませんが、小さい頃からドラえもんは私のヒーローでした。
 
今まで何度、ドラえもんが側にいてくれれば・・・と切望したことか。
昔は夢物語だと諦めていましたが、昨今のテクノロジーの進化を見ていますと少し期待してしまいます。
 
昨年はAIやIoTなどテクノロジー関連のワードで巷が賑わっていました。
AIが未来を変える、AIが人の仕事を奪う、人工知能は敵か、などなど賛否両論あります。
楽観的に捉えている私は、AIの理想形として、ドラえもんのような猫型ロボットだと嬉しいなと考えています。
感情もあり、自分で善悪を判断し、叱咤激励するし、怠けたりもする、そんなドラえもんを生み出すには、まだまだ超えなければならない壁は沢山あると思いますが、不可能ではないと期待しています。
 
しかし、テクノロジーが新しいステージに躍進する今、少しとどまり、そこと向き合い熟考する時間も大切だと感じます。
 
マイクロソフト共同創始者ビル・ゲイツは「ビル・ゲイツ未来を語る」の中でこう述べています。
『コンピュータはけっして魔法の万能薬ではない。(中略)テクノロジーを利用する場合二つの原則がある。第一原則は、「効率的な事業に自動化を導入すれば、より効率がよくなる」。第二原則は、「非効率的な事業に自動化を導入すれば、より効率が悪くなる」。』
つまりテクノロジー自体は無力であるし、良し悪しはない。しかし既存の力を増幅させる力はあるという事だと思います。
何か社会の為にやりたい事がある人がテクノロジーを手に入れれば、その力は増幅され、より大きな力が社会に働きます。一方、何も意図しない人がなんとなくテクノロジーを使えば、時間の無駄使いの方向へ力が増幅されます。
テクノロジーは増幅機であって、その使う人の意図を強力に後押しするものです。
 
テクノロジーの進化に目が奪われそうな今日、私たちは一度その意味を捉え直して「人そのもののアップグレード」をする必要があると思います。
 
将来ドラえもんと仲良く暮らしていく為には、私たちの心をアップグレードし、適切な方向へ力を働かせられる事が大切です。
 
私たちの心が常に調えられていれば、未来もきっと平穏で調った世界が待っているはずです。
取り急ぎ私は「暗記パン」をお願いする予定ですが。

画像引用:http://www.fujitsu.com/jp/solutions/business-technology/ai/ai-zinrai/
 

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