“日常生活で仏になる方法” 齋藤孝著(草思社)

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「声に出して読みたい日本語」で有名な明治大学教授、齋藤孝氏の新著です。
先生の著書はちょいちょい読んでましたが、まさか仏教系の本まで出すとは・・・と意外でした。
しかし本著でも触れていますが、本人は30年来の仏教フリーク。数十年に渉り「ブッダの呼吸」を実践する、菩薩(本人は菩薩と言ってないです)らしいです。
本著のテーマは、ブッダの教えを試験勉強のように頭に叩き込むのではなく、身体を使って、五感を使って、二千年以上前に「ブッダが感じた悟りの身体的感覚を、今を生きる自分の身に置き換えていく」という事のようです。
著者は悟りのバローメーターをブッダ率と規定し、100%を「釈尊」の境地として、日常生活でブッダ率を高めていく事の重要性を説明しています。
私達がブッダの様に、ブッダ率100%になる事は難しくても、悟りがゼロという事はありえない。誰しも何%かは日常で悟っているという事らしいです。
悟りバロメーターは、自分の偏ったモノの見方や考え方を捨てていく心のトレーニングによって高まり、その結果、何ものにも惑わされる事のない平常心と安心、バランス感覚に優れた判断力が備わる。この体験は誰にでも可能で、それをメソッド化(悟りの技化)して優しく紹介しているのが本著の特徴です。
仏教的生活のススメ。「凡人が悟ったっていいじゃないか!」
ぜひご一読を。
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