歳末報恩会「お焚き上げ」12月18日

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開催日:2021年12月18日

お焚き上げ・人形・道具供養

仏祖三宝諸天善神さまの御守護と日々のお題目により、
一年間無事過ごすことが出来たことへの感謝報恩を祈ります。お焚き上げも合わせて行われます。

当寺では
お焚き上げというのは、役目を終えた物に対し、感謝をもって抜魂・閉眼供養をして、お経の中で浄火して灰に還すものです。
その反対に、魂を入れる入魂・開眼供養などがあります。
 
人形の供養
大切にしていた人形や思い入れのある人形は、なかなか手放せないものです。
どうしたらいいだろう。箱に入れっぱなしだ。片付けられない。思い出の人形をそのままゴミ箱に処分するのでは寂しい思いがします。
人形とは元々自分の厄災の身代わりであり、一緒に成長し楽しみ悲しみの思い出をまとっています。もう遊ばなくなったからいらない、古くなったからいらないといっても、こころが入っています。
人形を供養することは、思い出の人形との別れの儀式であり、感謝の気持ちをあらわすことです。雛人形(ひな人形)、五月人形、ぬいぐるみ、鯉のぼり、羽子板、破魔弓などのお焚き上げ供養をお受けしております。
 
道具の供養
仕事で使っている道具が古くなると新しいものに変えます。
その道具にも、すぐゴミ箱ではなく感謝で供養をしたいものです。
昔から、針供養、刃物供養、箸供養、茶筅供養など生活の身近なものに対して感謝を表してきたのが私たちです。便利と使い捨ての時代だからこそ、改めてお寺で感謝のこころを捧げてみてはいかがでしょうか。
遺品や形見の整理
亡くなられた方からいただいた物や形見。
どうしていいかわからない。粗末にしてしまいそう。
故人の遺品、思い入れがあっても家の中に置く所もなく、簡単に処分することも出来ずにお困りの方、箱のサイズ(縦、横、高さ)を計って、ご連絡の上、当寺までお持ちください。郵送は受けません。
特殊な物についてはご相談下さい。 
例 仏壇・神棚・位牌など、強く念の入っているもの。

感謝抜魂供養:供養料祈祷料については、HPにてお問い合わせください。
不燃等の物品は、御供養の後お持ち帰りいただいております。
 
 
 

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