「未曾有」この意味知ってる?日常会話にみる仏教用語集

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

未曾有なことってどんなこと

 

 

この未曾有とは、「みぞうゆう」とは読みません。正しくは「みぞう」です。

 

 

この言葉は仏教用語ですが、仏教の言葉の多くは漢音(かんおん)ではなく呉音(ごおん)で読むことが多いので、「みぞう」となるのです。

 

 

呉字は同じ漢字に見えますが、三国時代の呉の国から来た発音が由来しています。

 

 

たとえば、「衆生」という字は、「しゅじょう」と皆さんは読みますが、これは呉音で、漢音で読みます「しゅうせい」となります。

 

 

このように、仏教用語は呉音が多いために「衆生」のように、見慣れている文字はよいのですが、慣れていない用語は読み間違えてしまうことが多いのです。

 

 

話しを戻しますが、未曾有の意味は「未だ曾て有ることなし」ということで、「今までなかった事が起こった」という意味です。

 

 

最近の流行言葉で言いますと「想定外」と、なるのでしょうか。

 

 

お釈迦さまの悟りや、神通力の凄さを褒め讃える奇瑞(良い兆候)の事として、「未曾有」を使用します。

 

 

大災害に「未曾有」は使用したくないですね。

 

 

 

 

クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー

法林寺サイトにご訪問いただき、
ありがとうございました。
法林寺では、通夜葬儀の法要
からご祈願や年回忌供養など
を承っております。
経済的なご心配で、大切な方を
お見送りできないことは
とても悲しいことです。
お気兼ねなく相談ください。
あなたによりそう法林寺

クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー

 

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

一覧へ