LINE法話「和顔施」

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貴方の心がこの3分間によって少しでも優しい心となりますように。

毎日、お仕事や子育てなど忙しく日常生活を送っていると、ついつい、「笑顔」でいることを忘れがちになっていませんか?

仏教では、「笑顔」でいることは、「和顔施(わがんせ)」といって、六波羅蜜という仏様になるための尊い修行である、物がなくても善いことができる布施行の一つと言われています。

修行と聞くと、お坊さんにしかできないこととか、滝に打たれることとか、何か大変な苦しいことをするイメージがあり、一般の人には出来ないことのように思われるかもしれませんが、「笑顔」でいることはどうでしょう?

「笑顔」で接することは、普段、どんな人でも簡単にできることですよね。

親しい人にはできても、あまり親しくない人には、つい恥ずかしかったり、自分のことで精一杯になってしまい、なかなかできなかったりするものです。ましてや、腹が立っている人にとっては尚更ですよね。

赤ちゃんが笑うと、まわりの皆も笑顔になりますね。
実は、赤ちゃんが笑うのは、自分を大事に育ててもらうための本能的に具わっているものでもあるんです。人は、「笑顔」を見ることで、心を和ますことが出来ます。

自分が「笑顔」でいることで、人に安心を与えることができるのです。

もしかすると、貴方が笑顔で接することで、落ち込んだ人の心が前向きになったり、その人の心を救うことができるかもしれません。

もしかしたら、誰かが自分の「笑顔」を見ることで、その人が安心してくれるかもしれない、と相手のことを思う心が、仏様のように優しく尊い人になる道なのです。

ぜひ、色んな人に「笑顔」で接してみて下さい。

自分が「笑顔」でいれば、周りの人も「笑顔」になり、皆が優しくなります。
このように、その善い行いは、必ず、善い結果として自分に返ってきます。
ですから、「笑顔」でいる習慣をつけて、良い毎日を過ごせるようにしていきたいですね。

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