8月金曜講話

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皆様、こんにちわ。

朝晩の空気が少し冷え、空にはいわし雲から秋の訪れを感じ始めています。
今回担当さしていただく研修員の近藤 慈英でございます。

私達研修員は、研修期間中の第一金曜日に日蓮宗宗務院にて行われている金曜講話の前座を務めさせていただいております。
8月3日の金曜講話で、研修員二名が10分ほど話をさせていただきました。
法話を担当した研修員は、金曜講話の日にちが近づくにつれ、段々と緊張をしていってました。
当日は緊張のあまり食事も喉を通らないくらいに。
さぁ・・・いざ。本番!!

本番では、緊張の影も見せずに法話を行っていました。
 

法話が始まってしまえばあっという間に時間はすぎてしまいます。

私もですが研修員は、やりきった達成感とともにいつも
「本当にこのお話でよかったのか」「きちんと話せていたか」「伝わるように努力をしたか」
などなど、反省点ばかりが終わったあとに気になってしまうものです。
 

今回の金曜講話でお話をされたのは、日蓮宗布教研修所の副主任である中山観能上人です。

石川県に伝わる『高題目』についてお話をされました。さらに実際に高題目を実演されていました。
独自に伝わるお題目の唱え方です。
京都へと向かう途中の石川県で、布教をした日像上人を、命懸けて守ってくれた人々との別れを惜しんだお題目だからなのか、
どこかもの悲しい響き方でした。

今回のようにお題目の唱え方も地方によって独自に伝わる唱え方があることを初めて知りました。
お題目って深い、日蓮宗って広いなと知るきっかけになりました。
これから10月もしくは11月の金曜講話で私が前座をすることになると思います。その時の事を考えると今から緊張してきてしまいそうです。
顔が晴れやかになるように顔晴りたいと思います。
 

                                                                    研修員   近藤 慈英
 

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