靖国神社参拝

本日は千葉県東部社会教化事業協会の研修にて靖国神社への正式参拝の機会をいただきました。
社教会では管内寺院持ち回りで「戦没者追善供養・世界立正平和法要」を行っておりますが、今回はその一環として、戦没者慰霊法要の意義の再確認及び、知見をひろめるために、研修参拝を企画していただいたものです。

初めての参拝となりましたが、境内に入ったときから、どこか空気が違うように感じました。
うまく言葉にはできませんが、自然と背筋が伸びるような、少し緊張するような、そんな感覚でしょうか。
実際に正式参拝をさせていただく中で、厳かさや、目に見えないものへの畏れのようなものを感じました。

そのときにふと、普段お寺で勤めさせていただくご法事でも、お檀家さんはこうした感覚を抱いているのだろうか、と考えました。
もちろん状況は異なりますが、「大切なものに向き合っている感じ」や、自然と気持ちが整っていくような時間というのは、どちらにも通じるものがあるのかもしれません。
だからこそ、読経や話の内容ももちろんですが、その場の空気や時間の流れも含めて、いい意味での”緊張感”が生まれるような空間づくりを、これからも大切にしていきたいと感じました。

また、参拝後に遊就館も拝観しました。
遊就館という名称は中国の古典『荀子』勧学篇の「君子は居るに必ず郷を擇(えら)び、ぶに必ず士にく」に由来し、英霊のご遺徳にふれ、学びを深めてほしいという願いが込められているそうです。

館内にはさまざまな資料がありますが、特に太平洋戦争で亡くなられた方々の遺品は、胸に迫るものがありました。

どのような思いでその時代を生きたのだろうか。
今の世界をどのように見ているのだろうか。
私たちはどのように生きていけばよいのだろうか。

そんなことを自然と考えさせられる、貴重な研修となりました。
これから参拝される方には、遊就館を拝観されたうえで参拝されることにより、より一層深い時間となるのではないかと感じております。

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