コロナ葬儀

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梅雨時期ですが、晴天の日が続きますね。

最近、お参りに伺っての話題は新型コロナウイルスのワクチン接種がほとんど。

政府も11月までには希望する人に接種を完了したいと発表したように、早く希望する方々に接種がされるよう期待しています。

実は先日、新型コロナウイルスで亡くなられた方の葬儀を勤めました。

ニュースで感染者の人数と共に死亡者の人数も毎日発表されますが、まさか檀信徒の中から新型コロナウイルスで亡くなる方が出るとは思ってもいませんでした。

その方は高齢者施設に入所されていて、施設内クラスターでした。

家族・親族の方に幸い濃厚接触者がいないため、ガラス越しに死装束を着せていただき、お化粧を施され、納体袋に入れ、納棺するまで拝見することができました。

火葬場でも付き添うことができ収骨を終え、そのままお寺にお越しになり本堂で葬儀を行いました。

お寺でお位牌、お花、お供えを用意し、寂しいお別れでしたが心のこもったお参りができたのではないかと思います。

お経という薬を故人、遺族それぞれが服することで少しずつお互いの心が穏やかになりますように。(信)

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