お盆の準備方法

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

開催日:2020年08月11日

今般の災害において、多くの尊い命が失われました。心よりご冥福をお祈りするとともに、被災された皆さま、今なお不自由な生活を余儀なくされている皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

また、新型コロナウイルス感染症による影響を受けられた皆さまにお見舞い申し上げます。今年はお盆期間中の帰省が叶わない方が大勢いらっしゃることと拝察致します。
ご実家から離れた場所からでも、ご先祖様を思うお心を届けていただければ幸いに存じます。

お盆期間は7月13日から15日までの間ですが、多くは8月に「月遅れ盆」として行われます。
お盆中は、ご先祖様がご家庭に戻られます。
精霊棚を設け、依代、つまりご先祖さまの宿る拠り所として仏壇にお飾りを致します。
現代の住宅事情を考えると、これだけの飾りを用意するのは難しいことです。
小さくても結構ですので、お仏壇前にテーブルを置き、そこにござを敷いて、お位牌と燭台・花瓶・線香立てを前に移します。この時、お位牌を柔らかい布で拭くと良いでしょう。

お供え物と、茄子を賽の目に刻んだ「水の子」とお水をそれぞれお皿の上の蓮の葉に置きます。
そして麻幹の足を付けた胡瓜の馬(左側)と茄子の牛(右側)を置きます。
お参りの際には、紙やゴムでまとめたみそはぎの小枝に水を含ませて水の子に注ぎます。

13日に迎え火、15日に送り火をします。(地域によって違いがございます)
このお盆に向けてのご参考になさって下さい。

少しでも皆様のお心が晴れやかになりますことをご祈念申し上げます。

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

一覧へ