◆住所
山形県米沢市相生町7-113 【地図】
藩政改革を実現した上杉鷹山(治憲)公の侍医藁科松伯公の菩提寺。今日でも遠近より墓参がある。
当山の沿革は火災等により不詳であるが、以下の様に伝承されている。開山は玉沢妙法華寺第四世大恵院日運上人。元享二(一三二二)年、越後国頸城郡高田に建立された。慶長六年、上杉家の移封により、当山第八世日秀上人の代に米沢へ移転。元禄三年十一月、第十世日遍上人の代に水戸徳川光圀公の帰依により祈願所となり小本寺格の免許を得た。なお日蓮聖人の御尊像は江戸時代中期の作と鑑定されている。日蓮聖人御降誕八〇〇年記念事業として大正の大火で被災したこの御尊像の修復を行い、開創七百年の記念法要を行う予定。