洛陽十二支妙見宝剣引継法要でお楽しみの口​上

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12月12日(土)10時30分より洛陽十二支妙見会(道入寺 風間隨成会長)未より申への宝剣引継法要が未の方の妙見さん京都市下京区法華寺にて行われた。
 12月とは思えない程の温かな快晴の下、70名程の檀信徒が本堂にびっしりに集まり、10時30分より妙見会各聖による水行が始まった。11時からの法要では、宝剣が法華寺住職永岡龍明師より来年申の方の妙見さんの慈雲寺住職岩本惠明師に引継が行われ、永岡龍明師の口上で今年一年におこった数々の出来事(ヨーロッパ各地でのテロのニュースや北陸新幹線開業、姫路城の大天守修復の終了など)を未にかけてユニークに口上されました。
 一方来る年の申の方の妙見さんの岩本惠明師は今年はいいニュースが多かったので来年の口上にも良いニュースを盛り込めるよう引き継いでいきたい。そして口上にもありましたが羊質虎皮にならぬよう来年がさらにいい年になるように祈念したいと挨拶されました。
 洛陽十二支妙見は京都御所紫宸殿を中心に、十二支の方角に祀られた妙見宮から構成されている。江戸時代より信仰されていたが、近代の廃仏毀釈で衰退した。しかし洛陽十二支妙見会により復活し30年を迎える。
 
~十二支妙見宝剣引継大祭口上~
[未の妙見様の口上] 
今年は戦後70(ひつじゅう)年の歳、「反原発・反戦争・非暴力」のトリプルHで世界平和を祈念していましたが、イスラム(羊)国を名乗るテロ組織による人質殺害、ヨーロッパ各地でのテロのニュースに無念さの残る一年でした。しかし、北陸新(シープ)幹線開業、姫路城(ひメェ~)の大天守修復が終了し毛刈りの羊が如く真っ白に「明(メェ~)治産業革命(メェ~)」が世界文化遺産に登録と観光ブームで景気回復の兆しがみられる年でした。来年は消費税が10%(天パ)に増税され、軽減税率の議論も迷(メェ~)走していますが、おさる様も朝三暮四、目(メェ~)先のことに囚われて大局を見失うことのないよう気をつけて下さい。どうぞ宜しくお願い致します。
[申の妙見様の口上]
未の妙見様今年はそこそこ(モコモコ)良い年だったと思います。殊にスポーツでは、ラグビーワールドカップで日本選手の五郎丸選手らの活躍と羽生結弦選手が世界最高得点で「びっくりモンキーや」と日本中が沸き(キッキー)上がりました。また、近日では、昨年に続きノーベル賞にも2部門で日本人が受賞、五年間かけて奇跡の復帰を果たした「アカツキ」が金星の軌道に乗った嬉しいニュースに胸躍らせました。気になるマイナンバー導入は新時代の薫り漂う中、羊質虎皮(ヨウしつこひ)とならぬよう頑(ラム)張っていきたいと思います。「安心してください。」破邪顕正の宝剣で去る(さる)年よりベリー(メリー)ナイスな年になる様精進いたします。羊~(よう~)くみていてください。

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