台東区中央図書館に「吉原細見の世界Ⅲ 前編 蔦屋重三郎四代の仕事」企画展を見に行きました。
思ったよりコンパクトで状態のきれいな細見(吉原の案内図)や周辺の様子がよくわかる美しい絵図、また蔦屋重三郎が四代まで続いていたその詳細がよくわかりました。(四代目は版元よりは「三亭春馬」の名前で作家、戯作者が主であったらしくこの代で蔦屋としての版元は廃業したようです)
展示スペースは広くありませんがとても興味深い企画展で、その中でも当山の顕彰碑の写真と正法寺に葬られた蔦重の記述のある「東都本化道場記」の実物を見れたのが良かったです。
企画展は9月16日まで、後編は12月から始まるそうです。ご興味のある方はぜひ足をお運びになってみてください。
吉原細見の世界Ⅲ 前編 蔦屋重三郎四代の仕事 企画展