入谷朝顔まつり(毎年7月6日~8日)

 入谷朝顔まつり(旧、入谷朝顔市)は、毎年、七夕をはさむ7月6・7・8日の三日間開催される日本最大の朝顔市です。入谷鬼子母神(本門法華宗・眞源寺)や言問通り(ことといどおり)沿いには数多くの朝顔業者や縁日の露店が並び、毎年約40万人もの人出で賑わいます。
 入谷の朝顔が世に知られるようになったのは、江戸時代末期。最初は御徒町(おかちまち)で栽培されていた朝顔が、時代の変遷とともに入谷の植木屋でも造られるようになり、入谷の地で市が開かれるようになったと言われます。
 明治中期になるとその出来栄えの素晴らしさから、鑑賞用として広く知られるようになりました。その後、大正時代に一時中断した朝顔市ですが、戦後、朝顔同好会(現、朝顔実行委員会)により再開され、今日に至ります。
 江戸時代から夏の風物詩として江戸っ子に親しまれてきた朝顔。時代を超えて、江戸の夏が感じられる三日間です。是非、お越しください。

【基本情報】
名称/入谷朝顔まつり(朝顔市)
開催期間/毎年7月6日~8日
開催地/入谷鬼子母神・眞源寺(東京都台東区下谷1-12-16)界隈・言問通り沿い
お問い合わせ先/入谷朝顔実行委員会 https://www.asagao-maturi.com/
アクセス/要傳寺から徒歩2分
 

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