立正安国・お題目結縁運動 いのちに合掌

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生きるチカラを育むおてら

荒尾市 ふもと大黒天 妙功寺

【syotaisan myokouji】

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徳の騎士

 水行、読経三昧の百日間。
今年も日蓮宗大荒行堂での加行が始まり、
間も無く4週間。

「3回目の修行は、こだわりを捨てる修行」と、
昨年の大荒行入行中に先輩僧に教えられましたが、
はてその修行の成果はあったのだろうか??
 ・・・まだまだうちの嫁さんに対してさえも
「男のこだわり」なるもので意地を張っている毎日です‥。

 9月30日の熊日新聞朝刊に、
熊大准教授の哲学者、苫野一徳氏のこの様な記事がありました。

 自分が正義と信じている人間は
「生き方はこうでなければならない」と、
人にも押し付けがち。
「俺の価値を認めろ」
「お前たちが間違っている」と攻撃する。
これを哲学者のヘーゲルは「徳の騎士」と呼んでいると。
 世の中みんな、自由に生きたいと思っています。
自由への欲望は自己価値欲望に結びつくのですが、
自己価値はそう簡単には満たされず、
自分の中だけで自分を守ろうとし、
「徳の騎士」になってしまうとヘーゲルは説くと。
また、自由に生きるために必要なのは「相互承認」であり、
自分の価値観や考えは、
他者からも承認されて初めて価値あるものである。
ならば他者との間に承認関係を築きあげることを目指さない限り、
いつまでたっても自由になれないと説いています。
 さらに、私たちの価値観、
感受性は欲望に応じて形作られているという「欲望相関性の原理」では、
私たちは、こうあるべきだ、こうじゃなきゃダメだと思ってしまうけれど、
それゆえに苦しむ。
「なぜ自分はこんなに苦しいのか、
なぜこんな思いを抱えているのか、
なぜこんな信念を持っているのか」と考えた時に
「アァ、こういう欲望があるからなんだな」ということがわかれば、
なんとなくそんな自分と折り合いが取れるようになっていきますと

 仏教では、「こうありたい」「こうだったらいいな」という欲望・こだわり。
「こうじゃないといけない」「こうあるべき」という他者と比べるような価値観を、
自分中心の思い・ものの見方を『我執(がしゅう)』といい、
ここから苦しみが生まれていくと考えます。
『我執』は「色メガネ」や「ものさし」などにたとえられますが、
みなさんはどんなメガネで世界を見て、
どんなものさしで他者や日々の出来事を計っているでしょうか。
 私たちが抱えている苦しみは、
もしかすると自分のものの見方を変えることによって、
苦ではなくなるのかもしれません。

考え方が変わると感情が変わり、
感情が変わると行動が変わり、
行動が変わると人生が変わる。

いい人生だったと最後に言えるよう、
まずは嫁さんの苦言を素直に聞き入れる。。。
・・・修行修行。

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