広島市立大学「平和インターンシップ」に参加しました。

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10月3日、広島市中区のJMSアステールプラザにて開催された、広島市立大学「平和インターンシップ」に参加しました。今回のテーマは「ヒロシマを見て、聴いて、伝える ~語り続ける平和~」でした。広島平和記念資料館長の志賀賢治氏による基調講演、被爆体験伝承者の新井俊一郎氏による被爆証言、その後シンポジウムも開催されました。
今回特に興味を引いたのが、現在改装中の広島平和記念資料館リニューアル進捗状況でした。被爆前の広島を通ってゲートを過ぎると8月6日のヒロシマというルートになるそうで、既にパネルが張られ工事も進んでいるようです。また、被爆人形についても説明がありました。撤去はマスコミ報道の前に既に決定していたそうです。
確かに被爆の実相を正確に伝える、という意味では被爆人形は「作りもの」に過ぎないかもしれません。しかし、被爆人形の役割は視覚を通して人の心を揺さぶるものであったと思います。被爆人形の撤去によって来館者の印象がどう変化するのか、そういう意味でも広島平和記念資料館のリニューアルは注目すべきことではないでしょうか?

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