【名古屋市】一部経練習会(東区本覚寺様)

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11月25日、名古屋市東区にあります照瑞山本覚寺さま(伊藤守温住職)で、一部経練習会が開かれました。
 
4月22日に第1回が開かれて以来、八の巻から一々文々読誦し、7ヶ月目の本日をもって七の巻を終了しました。振屋昌光上人ご指導の下、尾張西部各聖と共にコツコツと続けて参りました。ようやく4分の1が終わったばかりですが、時間の許す限り参加したいと思います。
 
ところで、今回の会所は初めて伺う本覚寺さま。20年ほど前に建てられたという本堂は、従来のお寺のイメージとは一線を画した前衛的な設計で、初めて訪れる方は正面外壁に彫られた寺号を目にしなければ通り過ぎてしまわれるかもしれません。
しかし、街中の喧騒から一歩足を踏み入れますと、そこは厳浄された静寂の道場。御宝前は美しく光飾荘厳され、今当に本地の佛土が光顕せんとする、大変厳かで凛とした空気に、思わず身が引き締まる思いでした。また、こちらでは檀信徒に限らず一般の方を対象にした様々な催しを企画するなど、積極的な活動を展開されると同時に、「四高祖まいり」や「尾張徳川の由緒寺院」といった歴史を大切に温めながら、地域に深く根付いている御寺院です。
 
尾張西部に通うようになって、幾つかの御寺院を訪れましたが、どちらに伺っても立派な佇まいや堂内の荘厳に圧倒されます。それ以上に、様々な創意工夫を発信されながら、日々弛まぬ精進をもって行動されている姿が、今回の研修と同じくらい意義深い刺激になっています。
京都部経会においても、各地の会所寺院でお世話になっておりますが、こうして自管区以外の様々な御寺院に伺うことは、新鮮な刺激や発見、反省、戒めなど、多くのことを識ることが出来ます。とても有難いことだと思っております。

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