立正安国・お題目結縁運動 いのちに合掌

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四海唱導 宗門随一 勅願霊場

龍華 大本山 妙顯寺

【Ryuge Myokenji】

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寺ブログ

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先祖供養と現世利益

前回は「報恩感謝」と「供養の順番」というところから「先祖供養」の大切さについて書きました。
 
今回は「現世利益」の面から「先祖供養」について
 
 
「この世で元気で居たい。幸せになりたい。」
 

と思うのは生き物の性(さが)でありまして、誰しも一度は願ったことがあります。
 
これを仏教ではよく「現世安穏・後生善処」といいます。
 
 
 近年では「パワースポットブーム」「スピリチュアルブーム」と言って、若い方でもお寺や神社に行くようになりました。しかし、よくよく考えてみれば、元々はお寺や神社はみんなが必ず行くところでしたので、「ようやく戻ってきた」という表現が正しいでしょうか。
 
兎にも角にも、現代人は現代社会に疲れて「癒やし」や「神秘的なパワー」を求めているわけです。当山でも賽銭箱にお金を入れて、お祈りしている姿をよく見かけます。
 
Q.では、みなさん普段賽銭箱にお金を入れて、どんなことを願っていますか?
 
「仕事がうまくいきますように」
 
「大好きなあの人と一緒になれますように」
 
「おばあちゃんの病気が治りますように」

 
 など。いろいろな願いがあるかと思います。
しかしながら、大体の人は「自分」に関することしか祈らないのではないでしょうか。「自分」に関する願い事がダメというわけではありません。しかし、それだけ願ってもダメです。
 
前回のブログに「知らない先祖と知っている先祖との供養の順番」の話があったと思いますが、現世利益にも当然同じことが言えるわけです。
 
現世利益もただ願い事が願えばいいと言うわけではないです。
普段から「自分の素地」を鍛えて置かないと、いざというときに自分が神仏から加護を貰おうとしても力が弱まってしまったり、吸い取られてしまうわけです。
 
これは「胃腸の調子が悪いとうまく栄養を吸収できない」状態と似ています。
風邪のとき、私たちはすぐに点滴を打って、栄養を吸収して回復してしまうわけですが、仏道にはそんな即物的なものはありません。仏道の一番の近道は「毎日コツコツとやる」。これだけです。

ですから、この「栄養を吸収する=(現世利益をうける)」ために、私たちは普段から仏道修行に励んだり、懴悔滅罪や先祖供養を行なうことによって「胃腸の調子を調える」わけです。
 
つまり、「先祖供養(報恩感謝)」→「懺悔滅罪」→「現世利益」という順番が一番正しい「現世利益」の順序ではないでしょうか。
 
とにかくも「現世利益」で一番大事なことは「自分」だけでなく「他」をも考えるという意識だと思います。

【写真】
当山の「波ゆり題目」です。
 

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