一日も早い復旧を

 5月5日に奥能登地方で発生した震度6強の地震。私の住む羽咋市は、少し横揺れを感じましたが、幸い建物等に被害はありませんでした。しかし、能登半島の先端に位置する珠洲市では大きな被害が発生し、日蓮宗石川県第二部の宗務所長を務める大句哲正上人が住職をされる珠洲市正院町の本住寺などは、鐘楼堂が倒壊し、墓石が倒れるなど、その被害は甚大なものでした。

 2日前に、大句上人と電話でお話をしましたが、本堂等は檀信徒の協のもと、お勤めができるよう片付けをされたそうです。鐘楼堂やお墓は手付かずのままですが、時間をかけて修復されるとのことでした。

 一日も早い震災復旧と普段の生活が戻ることを一心にお祈りする次第です。震災復興の義援金も行われています。私も個人的にさせて頂きましたが、多くの皆様のご協力をお願い致します。

 写真は、9日に玉壽寺で行われた機関紙夏号の編集会議の様子です。能登の日蓮宗で発行する機関紙でも、急遽このたびの地震に関連する記事を掲載することになりました。被害の状況や義援金などについても、皆様にお伝えしていきたいと思います。

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