身延別院

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 能登では、早生(わせ)品種の新米「ゆめみづほ」の刈り取りが行わています。今年は、猛暑の影響で少し稲刈りが早いそうです。ひと足早く秋の実りを感じています。

 さて8月22日、東京都中央区小伝馬町にある日蓮宗身延別院(住職・藤井教公上人)にて、藤井日光猊下の第17回忌法要が営まれました。(写真) ご案内を頂いておりましたのでお寺での法要のみ(帝国ホテルでの偲ぶ会は欠席)北陸新幹線を利用して日帰りにてお参りさせて頂きました。

 上野駅から地下鉄日比谷線に乗り換え小伝馬町駅で下車。駅からすぐ近くの所にお寺があります。当地はかつて江戸期の小伝馬町牢屋敷跡でした。このお寺は、獄死者・刑死者の菩提を弔い供養するため、明治15年に時の身延山久遠寺法主・新居日薩上人によって祖師堂が建立されたことに始ります。

 私の師父は立正大学在学に際し、このお寺に随身しながら大学へ通い、当時の住職であった藤井日静猊下より薫陶を受けました。私は中学生の頃に師父に連れられてお参りして以来、本当に久しぶりの訪問となりました。

 法要は、本山堀之内妙法寺山主・山田日潮猊下が御導師を務められ、来賓には日蓮宗管長・大本山池上本門寺貫首・菅野日彰猊下もご臨席されていました。参列者は皆マスク着用等コロナ感染防止に努めながら、厳粛の内に法要が執り行われました。

 法要中、私は昭和56年の日蓮大聖人第700遠忌の砌、能登本山妙成寺の祖師堂で、藤井日光猊下導師の元、弟と一緒に得度式を行ったことや、身延山高等学校在職中お世話になったことなどを思い返し、報恩感謝の思いで合掌しお題目を唱えさせて頂きました。御命日の9月21日には、玉寿寺でもご回向させて頂きます。身延別院さん・ご参列の各聖お疲れ様でございました。合掌

 

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